私は親になれない

流産を3回経験し、絶賛『鬱病』闘病中・子なし四十路女の小言。それでも切実に伝えたい事。この日本でも個人での自由な生き方がもっともっと当たり前になりますように.....。

78、好きじゃない

雨が予報通り降っている。

結構な土砂降りだ。

気圧や湿気にめっぽう弱い私は起きた瞬間から体の調子が悪い。

 

熱が末端に溜まっている感覚と、頭と目がシュパシュパする感じだ。

 

以前、まだ『妊娠するために』と希望いっぱいで通っていたプレマタニティーフィットネス(妊娠しやすい体にするためのフィットネス)の先生が言っていた事がある。

 

「私は雨の日も好きです。なんだか自分を洗い流してくれるような・・・そんな浄化されるような感覚で好きです。」

 

こと、運動を推奨して先導をとっている人は割とそういう『前向き思考』みたいなものを前面に押し出してくる人が多いように感じる。

自分の心が前向きで調子が良い時はその言葉も『なるほど』と思うこともあるが、基本元より前向きよりではない私はどちらかというとこの、体育会系ノリの人たちが苦手だった。

 

頑張ろう!

前を向こう!

体を動かせば元気になる!

 

常に風船を目一杯膨らませてる状態のようなこのノリが子供の時から苦手だった。

 

確かに物事を前向きに捉えるのはとても大事な事だということも充の承知の四十路。

けれど、そこに無理が生じてる事がほとんどであるのにそれを押し付けてくる感じがどうにも好きじゃない。

 

それと似たようなものではあるが、ちょっと体の具合がよろしくない時に

『ランニングでもしなよ』

という皇居を集団で走っているようなノリも苦手である。

 

ああ。なるほど、それは気持ち良いだろうね。

でもきっとこの後飲みにいったりしちゃうんだろうねぇ。なんて性格の悪い部分が顔を出す。

 

それを素で常に行っていれる人はきっとそもそも病気にはならないし、要はすぐに「忘れる」という最高のスキルをお持ちなのだろう。

羨ましいけどなりたくはない。

 

人は大抵何かにぶつかって疲れては休息が必要となる。

頑張っても結果が伴わないことなど沢山存在する。

 

その心の声を、

今は政府のお偉方にちゃんと聞いて欲しいものだ。

 

今日の雨はより憂鬱を背負ってるように感じる。

 

大好きなトリマーさんがいるところへシャンプーにもいけなくなった息子犬のシャンプーをこれからしようと思う。

 

雨は嫌いじゃないけど、好きでもない。

 

そんなものだ。