私は親になれない

流産を3回経験し、絶賛『鬱病』闘病中・子なし四十路女の小言。それでも切実に伝えたい事。この日本でも個人での自由な生き方がもっともっと当たり前になりますように.....。

4、わからない

二度目の手術の後、大きな病院で一度検査をした方がいいと勧められ、日本ではまだ不妊と違い認知度の低い「不育症外来」のある病院を紹介してもらって検査をすることにした。

二度の手術で体も心もボロボロだったけど旦那に話した一番の気持ちは

「原因を知りたい」

ということだった。

 

私には中学の時、結構なガリ勉タイプで行きたい高校の為にコツコツ、いや、がっつりと勉学に励み何とか望み通りの高校に入学した経験がある。

「夢は叶う!」

とか大手を振って言ってる人やメディアには今では反吐が出るし「頑張ってもかなわない夢もあるんだよ~」って明るく未来ある子らとやらに優しく教えてあげたいところだが、とにかく頑張ってもなぜ叶わないのかというところを知りたくて試験を受けたい!そんな気持ちが大きかったのだ。

 

少し離れたその病院へ何度か通い、出た検査結果は、

 

『はっきりとした原因はわからず。』

 

・・・・出たよ。一番モヤモヤするやつ。

だから教えろよ!任命されない理由を!

 

そこから私と暗闇くんの付き合いが濃密になっていく。

ただ言われたことが

 

「はっきりした原因がないからきっと次は大丈夫。」

 

・・・出たよ。一番不安になるやつ。『絶対』の次は『きっと』。三度目の正直って言葉よりも、二度あることは三度あるの方が今の私にはしっくり来るんだよね~なんてまだ小さかった暗闇くんとよく話していた時代だ。

モヤモヤモヤモヤ。ず~っとモヤモヤ。息が苦しい日がたまに現れるようになってきた。苦しい。わからないことが一番辛い。