私は親になれない

流産を3回経験し、絶賛『鬱病』闘病中・子なし四十路女の小言。それでも切実に伝えたい事。この日本でも個人での自由な生き方がもっともっと当たり前になりますように.....。

73、怖くて仕方ない

世の中がこんな状況になっているので、そして収束するにはだいぶ時間がかかってしまうのは必至であると感じるので。

自分の中の選択肢、

『親になるための努力』

をするのか否かの議題、というか課題、が静かに延長・待機状態になっている。

毎日目を覚ますたびに、何となく志村けんさんの事を思い出したりして今起こってる異常事態が夢でもなく、人々の生活や価値観までも一転させるような戦争状況にある事をまず思うのだ。目を覚ましてまず。

 

そうやって1日1日目を覚ますたびに、私も着実に歳をとっている。

歳を取るのは大歓迎。もっともっと歳を重ねたい。

ただ子宮の老化は間違いなく刻一刻と進んでるのだろう、と言うことまで感じたりする。

 

確率論が大嫌いだ。

妊娠し、流産し、その度に出会う人々や目にする情報はほとんど「確率論」で語られる。うんざりだった。

いつもその『低い方の、稀な方の』確率を引きがちな自分は数字が大嫌いだ。

 

何百人に一人。

何万人に一人。

何億回に一回。

何秒に何人。

 

そんなもので人生が測られるのなんてクソ食らえだ。

 

けれどきっと、私が親になれる確率は日々毎秒減って行ってるのを体も心も痛いほどに感じる。

 

やはり先の命を想うより、今ある命を今は大切にすべきなのだろうか。そう思っている。

 

東京の大病院で働いてる知り合いから連絡がきた。

 

『もう医療崩壊は起きてる』と。

 

『起きそう』だとしか報道しないメディア。

 

今ある命。それを守るために今は動くべきだと強く想う。今の状況では大切なひとが違う病気なり事故なりで病院で運ばれたとしても手厚い治療は受けられないし、それこそ命を落とす確率は高くなっている。

 

確率論が大好きな人。

自分の大切な人達が皆この危機を乗り越えてまた、集まって、たわいもないくだらない話で盛り上がったり、『元通りに』なれる確率はどれくらいですか。

 

それが今一番怖くて仕方ありません。

 

松本人志が呟いたように、今も外で集まって騒いでる奴らは人間ではなく宇宙人です。

今までの全てが全て元どおりになるために、その確率を上げるために日々を『防御』し積み上げてくしかないないみたいです。

今は防御のターンです。攻撃のターンではありません。

 

明日の朝は何を思って私は起きるだろう